サラブレッドクラブライオンよりブレイブライオンの近況が報告されました。
ノーザンファームしがらきへ移動し、経過観察をしてきましたが、時間の経過とともに、左前脚の腫れや熱感が表面化してきたことから、栗東トレセンで詳細な検査を実施することになり、本日11/11に入厩しました。
検査を行った結果、左前脚の浅屈腱炎が判明しました。この後は北海道で休養させる運びとなり、先ほどノーザンファームしがらきへ再び移動しています。西村調教師は「しがらきへの移動後、脚元の状態が安定してくるのを待ちたいと思っていましたが、逆に腫れや熱感が認められるようになったと報告を受けました。少しでも早く検査したいことから、急ではありますが、本日トレセンに入れて検査を受けた結果、大変残念ながら左前脚の屈腱炎が判明してしまいました。正直、いまはショックで冷静に説明ができないのですが、先日の調教で捻挫のような症状を見せていましたので、その時にダメージを負ったものが時間の経過とともに表面化してきたものと推察しています。デュアルキャリアーもそうですが、短い在厩期間で使うスタイルのうちにしては長く厩舎に置いてじっくりと進めてきただけに…残念でなりません。ここまで勝たすことができていないうえに、このような事態となり、大変申し訳ございません。次走で決めて来年はクラシックに参戦したかっただけに、悔しさと無念さでやりきれない気持ちです。損傷度は4%ということで、屈腱炎としては軽度の部類ですが、不治の病とも言われるだけに、相応の休養期間は必要になります。クラシックには間に合わない公算が高いのですが、上を狙う機会は残されていますので、諦めずに取り組む所存です」とコメントしていました。
この後は北海道のノーザンファーム空港へ移動し、患部の回復に専念する予定です。
とのことです。
実は、こうなることを覚悟をしていた展開ではあるのですが、いざそうだと報告されるとやはりショックは隠しきれませんね。。。
回復、復活を祈るばかりです。
幼駆時代に骨折したテンカハルが2戦目であっさり勝ち上がり、幼駆時代は順調だったブレイブライオンが現役になって頓挫するという、なんとも数奇な運命ですね。
だから競馬は面白いとも言えますし、だから競馬は怖いとも言えます。
なにせ回復を祈るばかりです。