シルクホースクラブよりケリーズノベルの近況が報告されました。
在厩場所:美浦トレセン/12日に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧予定
調教内容:9日に南Wコースで時計
次走予定:未定武井亮調教師「先週末には坂路コースで時計を出したのですが、道中はまだ馬が速い時計の中での動きを理解していないことから、走りがバラバラになってしまっていましたね。また、精神的にも前進気勢が一定ではなく、ハミを取ったり気を抜いたりして安定しませんし、追い切り後は興奮してビービー鳴いてしまっていました。そして、9日に南Wコースで追い切りを行い、現状でどれだけ動けるのか確認しました。道中はケリーズノベルが先行して、終いは強めに追って、何とか同入してくれました。ハロン15秒までは馬なりで前向きに走れますが、それ以上になると乗り手が促しながらになってしまいますね。ハロン15秒を切ると、まだ馬が体の使い方をよく分かっていなくてフットワークが崩れてしまいますし、終いも加速しないというよりは、どうやって走ったら良いか分かっていない感じでした。道中の息遣いや調教後の息の戻りは悪くないのですが、逆に言うと現状でまだ自分の能力をしっかりと出し切れていないのでしょう。このように心身ともにまだ幼くて成長が必要な状況ですし、今週末にノーザンファーム天栄へ放牧に出して、デビューに向けてしっかりと乗り込んでもらいたいと考えています」
とのことです。
やっぱりと言いますか、ハーツクライ産駒らしく前進気勢に問題がありそうですね。
とはいえハーツ産駒の遅生まれですから、もう少し育成牧場でしっかり育成していただければ改善していくのではないでしょうか。