前走4着と太目ながらにもそれなりの競馬をしてきたエメヴィベール。
間隔を詰めて続戦となった。
絞れて上積みがあると期待した2戦目だったが。。。
+2㎏??
レース当日、馬体重が発表された。
【566+2kg】
間隔を詰めてきてそれでもプラス体重だった。
前走はデビュー戦で増減がないレースだが見るからに重く、そして超大型馬のため、周りの同級生の馬たちと比べても頭二つほどとびぬける大きさだった。
その馬がプラス体重で出走とは。。。
しかしながら、パドック解説では<<プラス体重ではあるが前走より体が引き締まっているように見える>>と、コメントをいただいていた。
実際に、デビュー戦時よりも引き締まった感じはあった。
パドックでは順調そのもの
パドックで周回している動きを見ても充実一途というかんじ。気性も荒くはないので、人に従順で見ていてもほれぼれする。
ただただ、雄大すぎて、まだまだ体を持て余している感じはしないでもなかった。
本馬場入場からゲート入り
本馬場入場。横に並ぶ馬と比べても、二回りほど大きい。雄大な馬体。
ダイワメジャー産駒の大型馬といえば、ノド鳴りだが、エメヴィベールも喘鳴症手術を受けている。
父ダイワメジャーは、喘鳴症手術後にG1を勝ったことで有名な馬だ。
本馬にもいずれそうなってほしいと願うところだ。
大型馬なだけに、ゲートに収まるのかと、デビュー戦の時から言われているし、ゲートに入りにくいということで、一度ゲート試験を落ちている当馬。
スタートに課題があると思っていたのだが、今回を合わせて2戦、むしろ飛び出しがいい方かと思われる。
今回もゲート開いてからの一歩目は良い出足で、2番手となった。
道中・・・じりじりと下がっていき・・・
ゲートからポンと飛び出して、スタートからの直線で行き脚が付かず中段まで下げた。
その後最初のコーナーから抜けて向こう正面に入った時点では、中段やや後方。このくらいの位置であれば問題ないのだが。。。
大とびの走法でじりじりと下げていき、向こう正面ではおしりから3~4頭目の位置まで下げた。
コーナーに入っていく段階でほぼ最後方。
最後の直線・・・最後方で迎えるが。。。
最後の直線を向いたときには最後方。しかも、一つ前の馬に1馬身以上離れている。先頭から見るとかなり引き離されている。
ここで、じりじり下がるようならお話にならない。
しかし、コーナーを抜けるあたりから勢いがついている当馬。直線向いていい脚を見せる。
前残りの展開、行った行ったの1~2着だが、そこに、追い込んで追い込んで3着。
2着馬とは少し引き離された格好になった3着だが、力は見せた。
スタートから道中の行き脚に課題は残すが、もう少し絞れて道中のスピードが乗るようになれば強い馬に育つだろう。
そんな期待を抱かせる2戦目となった。