在厩場所:美浦トレセン
調教内容:30日に南Wコースで時計
次走予定:7月16日の福島・D1,700m
武井亮調教師
30日に南Wコースで追い切りを行いました。
前の組を目標に置きながら、単走で終いは強めに追っています。
道中は目標にする組がケリーズノベルを待たずにキャンターをおろしてしまったので、序盤からかなり離されてしまい、ほぼ単走状態となって心配したのですが、これまでとは違い適度な前進気勢で集中して走ることが出来ていました。
折り合い面に問題はなかったですし、動きに硬さは無くスムーズに馬体を使って走ることが出来ています。
終いも乗り役に促されると、この馬なりにしっかり脚を使って伸びていて良い動きだったと思います。
跨ってもらった菅原明良騎手は、
『道中はかなり前と離されてしまい少し焦りましたが、以前と違い前向きに走れており単走でも持つところがあるくらいでした。
去勢効果か時間なのか分かりませんが、精神的な成長を感じましたね。動きは先週よりも重苦しさが無くなってきているものの、レースとなるともう少し動ける態勢にしたいですね。
終いは促すとしっかり反応してくれて、この点でも気持ちが大人になってきていることが分かりました。
直線での動き自体は以前と同じでスピードの限界があると感じる走りですが、今回は気持ちが前向きになっているので競馬がしやすそうです』
と話していました。
両前脚には張りがあるものの、触診痛は無く大丈夫そうです。
また、寝起きで馬房内で擦っているようで、両前球節や飛節に擦り傷があるので腫れないように注意しています。
息遣いはしっかりとしていますし、来週のレースでも間に合わないことは無さそうですが、未勝利の身で一戦一戦がより大事になってくることを考えると、しっかりとした状態で使いたいことから、福島3週目のD1,700m戦を目標にしたいと思っています
菅原明 6/30(木)南W良 83.6- 67.6- 52.9- 38.1- 11.9[5]G前仕掛け