【レイデオロ】(ラドラーダの2014)血統診断 |
競走馬詳細 |
父:キングカメハメハ(父の父:Kingmambo) |
総合評価 |
総合評価【A】(勝ち上がり評価は良いが、期待獲得賞金が低いところが気にかかる) 勝ち上がり確率:64.286%(全体平均44%)(サンプル数28頭) 期待獲得賞金:3,537,857円(±4,774,347円) 期待出走数:12.928571428571走 期待勝利数:1.6071428571429勝 |
母系評価 |
勝ち上がり確率:71.053%(サンプル数38頭) 期待獲得賞金:24,491,184円(±30,782,788円) |
父系と母系の組み合わせ評価 |
勝ち上がり確率:66.667%(サンプル頭数3頭) |
適正(馬場適正・距離適性など) |
芝:◎ ダート:○ 距離適性:1600~2200m |
総合コメント |
結果として、獲得賞金が10億円を超えているレイデオロ。 仮に募集時点であれば、一口15万円ということもあり、買えない馬ではなかったはずだ。 そんなレイデオロを評価してみた。 まず、勝ち上がりに関しては総合評価、母系ともにかなりいい数字が出ているので、まずまず勝ち上がれるだろうと診断。 この時点で一つクリアだ。 ただ、懸念されるのが、総合評価の期待獲得賞金がりがあまりよくないいことだ。 その上に募集総額6000万円は投資としてみたときにはいささかリスクがある。 おそらくそこそこいいところまで登っていきそうな気配があるが、ここから先は少しだけリスクを抱える。 そう言った懸念点があるので評価は1段階下げた。 とはいえ、Bにはできない。最低でもお奨めできるA評価だ。 期待できそうな数字はまだ並ぶ。期待出走回数も12回とそこそこ多く、これは丈夫さを意味する。 平均勝鞍が1.6はかなりの高水準で、大物感が漂う。 よって評価はS評価から1ランク下げたAクラスとした。 適正は芝・ダート両方いけそうで、より芝に適性がありそう。 距離適性は万能といえる、1600~2200m前後だろう。 相手関係次第ではより長い距離もイケそうと踏んだ。 ここから先は種牡馬としての期待だが、 母系がウィンドハーヘアの母系ということで、ディープインパクトやブラックタイドが父のどこかにいる場合、牝馬のインブリードがかかる。 牝馬のインブリードというのはなかなか掛かることが無い。(優秀な種牡馬を何頭も輩出して行かないと、母親の血が近親交配になることが難しい血統の世界だから。) 当馬の父はキングカメハメハで、サンデーサイレンスがいない血統だ。 なので、ディープインパクト系の種牡馬が母の父に入っている肌に掛け合わせると、大変面白いインブリード・クロスがかけられる可能性がある。 アーモンドアイの最初のお相手にぴったりな気もする。 そんなレイデオロ。種牡馬になってからも目が離せない存在になりそうだ。 |
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血統診断について
当血統診断は、G1や重賞に勝てるかどうかという診断ではなく、期待できる獲得賞金がその募集馬の募集総額を上回るかどうかという、投資価値を診断しています。
従いまして超良血馬で重賞も勝てそうな血統診断が下されたとしても、募集総額が高額の場合、総合評価としては低くなりますし、勝ち上がりはできそうで、募集総額が1000万円を切ってくるような安価な馬の場合総合評価はかなり高くなります。
決して圧勝できるとか、大きなところを勝てるという診断ではございませんことをご了承ください。
総合評価について
総合評価 |
SS <<すぐに買おう!回収期待値150%以上>> |
募集価格以上の獲得賞金の期待値が高い。可能なら出資を積極的に検討したい。 うまくすれば重賞戦線で活躍してくれるかもしれないほどの期待値。 |
S<<出資するべし!回収期待値120%以上>> |
募集総額を上回る獲得賞金期待値で、勝ち上がり期待値も高い。また、丈夫でたくさんのレースに出走できそうな血統背景。投資対象としては申し分が無い。 大きなところまでいけるかどうかというところで、SSクラスとSクラスの差がある。なので、最上級の評価といえる。 |
A<<期待はできる!回収期待値100%以上>> |
Sクラスは、各期待値がすべて平均を上回りかつ、期待獲得賞金が募集価格に迫る(超える)ほどの場合につくクラスで、Aクラスは1~2個のファクターが平均をわずかに下回ってしまうような評価の場合だ。 |
B<<特筆事項が無い限りは出資対象にはならない!回収期待値60%以上>> |
このクラスは、中にはうまくはまって募集価格以上に稼ぐ馬も少し含まれるだろう。 一つは、種牡馬が新種牡馬でまだ、競走実績が無く、血統診断のサンプルに使う過去の競走場が少ない場合などはこのクラスになるし、サンプルが多い場合、極端に勝率が悪かったり、勝率の割に獲得賞金期待額が低かったりする場合にこちらのクラスになる。 よほど特筆すべき事項が無い限り、積極的に出資しないクラスになる。馬格がいい、インブリード・クロス配合、ニックス配合などの実績が異常に良い配合であるとかそのような特筆事項があり、特別期待を寄せるのなら出資もあるだろうが、基本リスクが大きいと考えておくべき。 |
C<<いいことが無い・・・出資できない!回収期待値30%以上>> |
このクラスになると、まず勝ち上がり期待値が低いです。もしくは、募集総額が高いわりに獲得賞金期待値が低く、回収期待値が低くなってしまうような診断結果の場合にこのクラスに入ります。 母系も良くなく、組み合わせからも平均期待値を下回るレベルなので、よっぽど思い入れがあるなど・・・投資の観点以外の想いが無いと買ってはいけません。 ただ、本診断は、【募集総額】を上回れるかどうかという診断なので、平均獲得賞金以上の獲得賞金期待値でも、募集総額が異常に高い馬の場合、B~Cクラスに分類される可能性も大いにあります。 例えば募集総額が3億円という馬がいた場合、回収するには3億円、G1の一つも勝たないと回収できないような高額馬の場合、勝ち上がり期待値次第でBやCに分類される可能性が大いにあります。 また、サンプル数が少ない場合、判断がつかないので、Cに分類することも多くありますが、分類Cは、よっぽどほかの募集馬も期待値が低く選べそうな馬がいない場合に馬格や夢で、再度検討という程度です。基本スルーです。 |
D<<診断不能!回収期待値0%以上>> |
このクラスに分類する馬は正直どうなるか全く読めない、わからないという募集馬です。 新種牡馬で母の父も母父としてほとんど産駒が無い外国産馬(近い血統の馬もほとんどいないような場合)や、すべてにおいてサンプルがほぼ0であったり、何らかの事情で産駒がまだDBに登録されておらず、診断そのものができないような場合にDクラスに分類します。 基本的に当診断は外国産馬には弱いので外国産は基本Dクラスです。 |