まず、InternetExplorerのお話をしたいと思います。
InternetExplorerについてはすでに開発を終了しMicrosoftEdgeという名前のブラウザを開発していました。
そして、Edgeは、ChromiumというGoogleが開発したブラウザ用プラットフォームを利用して作られています。
ようは、CromeのMicrosoft派生版です。
あたらしいEdgeの中に、IEモードなるものがあり、IEじゃないと動かないようなサイトなどをIE互換にして動かすみたいなので逃げ道を作ってまでIEの開発を終了しChromiumベースのブラウザを作りました。
実はここにWindows11のヒントがありました。
AndroidアプリをWindowsで動かすことができる!それがWindows11
日本語版でも既にリリースが始まっているのですが、Windows11では、Androidアプリを動かすことができる機能があるのです。
恐らくこれを導入したいがために、Windows10から11への移行を推奨していると考えられます。
で、10でできないのに11でできるのではなく、最初の述べた、スペックの問題で、ハイスペックマシンへの意向を誘導したいがために11を作ったのではないかと考えられるのです。
実際11自身の操作性は、10よりサクサク動く印象はあります。
もちろん11の推奨スペックは10のそれを凌駕しますから、マシン自身が早いのですが、それにしたってサクサクです。
恐らくそのスペックがないと動かないのではなく、余剰ができるほどのハイスペックにして、Windowsの上でAndroidアプリが動いてもサクサク使えるようにするための推奨スペックなんではないかと思われます。
Androidアプリが動くと、何がいいの?
いろいろ利便性が上がりますよね。
例えばWordやExcelといったMicrosoftOfficeは、今後Android版を作ればOKってなっていきます。
さすがにMcrosoftが自社のOSのソフトを作らないというのはまだまだ先かもしれませんがw
LINEアプリはWIndows版を作らなくても、Android版のLINEアプリをWindowsにいれれば事足りるということになります。
同じようにゲームアプリも、Android版がWindowsに入るわけですからね。
ゲーム会社は無理してWIndows版を作らなくてもOKとなります。
WindowsとAndroidは、競合ではない?共闘する相手?
たぶんMicrosoftは、GoogleAndroidとは競合するのではなく共闘するべき。
そう考えているのだと思います。PCのOSとしてWindowsのシェアはMacのそれを凌ぎます。
そして、AndroidはスマホOSとしてのシェアはiOSのシェアを凌ぎます。
シェアはとっているけど、単体の機種としてはMacBookや、iPhoneという、単体機種だけでのApple製品のシェアであれだけのシェアがあるわけです。
こちらは連合というか、様々なメーカーの出す機種に搭載されているというオープンな関係で全体のシェアではApple社に勝てるという形です。
なので、PCとスマホの非Appleで連合を組めるような。それを意識してAndroidアプリが動くようにという考えなのではないかと。
たしかに、スマホにWindowsが搭載されているモデルはありますがあまり伸びていないですし、Android搭載のノートパソコンなんかもありますが、結局はパソコンというよりタブレット扱いです。
なので不得意分野は相手に任せて、得意分野の中で相手の分野も組み入れる。
そんな感じになりそうな。Windows11によってより共闘できそうなモデルになりつつあるのかなと思いました。