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セーム皮と皮脂汚れについて

セーム皮と皮脂汚れについて

セーム皮というのはあまり聞きなれないかもしれませんが、カモシカの皮をなめした皮革製品を指します。

ただ、製品の中にはカモシカの皮ではなく、他の種類のシカ、あるいはヤギやヒツジの皮を利用したものもあります。
一応、高級品としてはカモシカ由来ということになっていますが、やはり生息数も限られていることから他の種類の動物であってもセーム皮として取り扱われていることも多くあります。

このセーム皮の特徴ですが、皮脂汚れを良く吸着するという性質があります。
また、皮そのものも非常に柔らかく、拭く対象物を傷つけることがありません。そのため、皮脂汚れが付きやすく、しかも傷が付いたりすることのないように取り扱いに慎重さが求められる物の清拭に用いられることがあります。
例として、宝飾品などのアクセサリ類とか、メガネなどといったものです。
メガネ拭きとして使われている布は一般的に柔らかいですが、もちろん量販品として用いられているものはセーム皮などではなく合成皮革とか化学繊維製です。ただ、その柔らかさのイメージは確かに間違っていません。

このような用途の他、顔を拭くためのタオル製品としても人気があります。
皮脂汚れをしっかりと落とすことから、この目的にも合っていると言えるでしょう。
ただし、宝飾品やアクセサリ、メガネを拭くためであれば布地の大きさも大して大きいものは必要ありませんが、顔を拭くとなると最低でもミニタオル程度の大きさは必要になってきますから、その分だけ高価になってしまうこともまた間違いのないところです。より高級品が求められる際にのみ使われると思っていて良いでしょう。

いずれにしても、動物の皮を利用したものであり、昨今の動物愛護運動などの高まりもあって、そこまで一般的に普及するような製品ではなくなってきています。
ただ、合成皮革などではない、天然由来の使いやすさは間違いなく一級品であり、根強い人気があることも事実です。

カモシカ側のセーム革を探してみたがほとんどなく、鹿もしくは羊革のものがほとんどでした。

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