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ブレイブライオン~ノーザンファームしがらきへ移動2020.09.24~

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ブレイブライオンがノーザンファームしがらきへ本日移動したと報告がありました。

このペースなら1か月前後の短期放牧から帰厩、11月~12月あたりに3戦目という感じになるのでしょうか。
緩さが残っているということですし、前走はレコードタイムですから、次こそは勝ち上がりを目指して陣営も立て直しを図っているのでしょう。

ブレイブライオンで見えてきたこと

投資的な観点からは、やはり高額馬というのはリスクが大きすぎるのだなということが良くわかりました。
まだ、2歳のブレイブライオンですし、新馬、未勝利と連続2着なのでこれからまだまだ伸びていく余地もあるのでしょうが、この2~3戦でどこまで走れるのかというのは本当に大事なことです。
新馬勝ちというのは将来の重賞へ向けての大事な試金石となりますし、新馬で惜敗した後の未勝利戦というのは大変重要な、将来に向けての基本的な能力を測る場です。
ブレイブライオンは2戦目はレコード決着ということでまだブレイブライオンの基本的な能力を測るというところまで行っていないと考えますが、これで3~5着だったらもうその時点で能力の上限値のようなものが測られるところです。

1勝プラス入着で馬代金を回収できるかどうかというのが目処

やはり基本的には1勝プラス入着で馬代金がペイできるかどうかというのは重要な指針となりそうです。
そうなると馬代金が大体2000万円程度が上限となります。なかなか厳しいですね。
しかし、一口馬主クラブの馬代金の中央値は1800万円前後と言われていますので、安馬と、そこそこのお値段の馬(4000万まで)を組み合わせて馬代金平均が2000万円前後に落ち着くよう調整する必要があるのかもしれません。

もちろん、価格の問題だけではなく、JRA平均の勝ち上がり率である31%以上の勝ち上がり率、目標は勝ち上がり率50%を達成できるラインナップでの馬代金2000万円前後です。
高額の馬を買えば買うだけ、他の募集馬の馬代金を低くしていかなければいけなくなります。

1年の出資頭数と募集総額の合計

10頭総額2億円程度が目安となりますでしょうか。10~20頭で1頭当たりの平均募集額が2000万円程度で収めていくという流れでしょうか。
10頭であれば、4000万の馬を1頭出資したいのであれば、他の9頭の馬代金は1800万円以下程度なので何とかなりそうです。
20頭のうち1頭が4000万なら残りの19頭で余分に出た2000万円分を馬代金でカバーすればいいという話になるので約100万円のゲインです。このような思考で検討する必要があるかもしれません。

期待勝利数が2勝を超える馬へ出資する

とはいえ、やはりいい馬はいいお値段であることが多いです。
なので、私は上記のように考えつつも、期待勝利数を1勝から2勝へと引き上げたうえで計算するようにしています。
なかなか2勝できる馬というのも少ないのですが、2勝以上してくれる馬が年に2~3頭も現れてくれればペイできる、そんな感じでさらに見ています。
勝ち上がり確率を50%目標で考えるのであれば、単純に3歳秋の時点で半分の馬はJRAで出走できるレースがなくなり、引退もしくは地方へ転厩となります。
残った半分の馬のうちさらに半分が2勝してくれれば。。。という感じになります。

オープンまでいけるのか

10頭のうち1頭、オープンに行ってくれればそれは文句が無い収支状況になるでしょう。
一応、確率的には10%程度の確率を持つ馬に出資するようにしていますが、その通りに事が進むかどうかはわかりません。
10頭のうち1頭がオープン馬となり、オープン馬程度の稼ぎ(1億円以上)を達成する馬が毎年1頭いれば馬代金はその馬がすべて回収し、他の馬が稼いだ賞金は維持費となり、更には利益分となると考えられます。
10頭のうち1頭がオープン馬でいいのならかんだんじゃないか?と考えた方。甘いです。
実際1億円以上稼ぐ馬の出現率というのは牡牝合わせるとたったの2%です。100頭のうち2頭です。50頭に1頭です。
なので、普通にランダムにえいやっと、毎年10頭に出資するのであれば確率的には5年に1回1億円オーバーの馬が現れる。そんな確率なのです。
そこの確率を高めるため、勝ち上がり率を高めるために、血統診断でよりよい馬を見つけようという考えを持っています。

ブレイブライオンは、勝ち上がりについては異常な高い数字を出していました。
また、大物輩出率も平均以上でオープン馬になる期待はそこそこありました。
が、2億円を超える募集価格を回収できるかどうかというのは話は別です。1億どころか2億でも回収できない馬代金ですから、重賞の1勝程度はしてもらわないと割が合いません。
そういう意味で、この2戦惜敗とはいえ連続2着はかなり痛いですね。

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