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FX自動売買プログラム改修~通貨ペアごとの過去のトレード結果からロット算定~

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MT4のEAプログラムを大幅に改修しました。

従来のロット調整プログラム

従来は過去の取引実績すべての収支状況から計算するプログラムを作っていました。
が、どうしても、トレードには波があり、プラスが続く時、マイナスが続く時があります。
また、通貨ペアによって良い時、悪い時があります。
今まではそれらを一切加味せずロット量は常に収支状況に対して一定としていました。
そうすると、-30%程度以上のマイナスが出てくると、1回のロットが大きく、結果、一回の負けによって発生するマイナスもさらに大きくなり、どんどんマイナスが積みあがる状態になることがわかりました。
最終的にプラスに向かう論理だったとしても道中で破たんしてしまいます。

第一弾の修正

そこで、まず、直近トレードの収支状況を確認するようにプログラムを改修しました。
直近50回程度のトレード結果での収支状況を見て、プラス収支であった場合、そろそろマイナスに転じる可能性があると考え、ロット量を小さくし、逆に直近50回のトレードでマイナス収支の場合はそろそろプラスに転じると考えロット量を増やすようにプログラムを改修しました。

これにより、収支がかなり安定し徐々にプラス収支が増えてきました。マイナスを小さくプラスを大きくというロット量の調整ですから、うまくはまってこれば当然そうなっていきます。

しかし、そうとは言え、見ていると、連続でプラス収支を計上するときにロット量が小さいというケースも多く、最終的にプラスであることは重要ではありますがもうひと踏ん張りしたいところだなと思いました。

第二弾の修正

今回の修正はこちらがメインです。

まずは、第一弾の修正にてある程度、波を把握しながらロット量を調整するようにしましたが、これは、全体で見た場合です。
例えば全体終始はプラスだが、ドル・円の通貨ペアは連敗中で、そろそろプラストレードは発生してもいいだろうというタイミングでも、トータルでプラスであればロット量は小さくなります。
こういうのを避けるために、二段階目として、該当通貨ペアの収支状況を把握し、その収支状況に合わせたロット量に調整するようにプログラムを改修しました。
この改修により、初期のロット計算はすべてなくなり、第二弾の修正で発生したロット量で計算するようにプログラムが変更されました。

改修内容としては、まず、該当通貨ペアだけの過去(過去50回のトレード)の収支状況を確認し、マイナストレードの場合計算を行いロット量を計算します。
このロット量も、全体の過去50回でマイナスであればそのまま計算したロット量として、過去50回がプラス収支だった場合は計算したロットの50%のロット量とします。

つぎに、該当通貨ペアの収支状況がプラスだった場合は、初期計算ロットとし、こちらも、全体の収支状況がプラスの場合はさらにその半分、マイナスの場合は初期ロットのままとします。
これにより、その時点でのロットは4種類存在し、その4種類は全体と該当通貨ペアの収支状況に合わせて選択されるように調整しました。

この改修によって、より、プラスでトレードが行えそうな場合に厚く、マイナスの可能性が高い場合ほど薄くなるように収支状況から計算するように設計しました。

次の修正

この次は、ここまでの回収によってロットの数量と収支状況を確認してからですが、次は単純にプラス決済とマイナス決済の数の差も計算に組み入れようかと思っています。

今は収支状況なので暑く張ったときに出たマイナスは大きいので、終始はマイナスだけど、プラス決済とマイナス決済の単純な回数の差でマイナス決済が多いとは限りません。
プラス決済とマイナス決済の差が単純に50%のEAだった場合、マイナス決済が増えればより次はプラス決済の出現率が高まりますし、逆の場合はマイナス決済の出現率が高くなるはずだという考えです。
収支状況がいいのか出現回数がいいのか、今両方を試してみようと考えています。

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