シルクホースクラブよりカルトゥーシュの近況が報告されました。
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン16秒のキャンター1~2本、週1回周回コースで軽めのキャンター2,500m、残りの日は軽めの調整担当者
「この中間の調教メニューに大きな変化はありませんが、坂路調教のペースをハロン15秒に近いところまで上げています。ハロン15秒台になってくるとまだ対応しきれないですし、筋肉量が乏しいこともあり、周回コースでのキャンターでは自分でバランスを取って走ることができていませんので、まだまだこれからかなという印象です。普段の様子は大人しく、割と扱いやすいのですが、調教中は様々なことに敏感で緊張しやすい面があります。日によっては急に妙な動きをしたりするので、なかなか乗り手を悩ませてくれますよ(笑)。でも、最近はそれも頻度が減ってきており、以前よりは精神面の成長があるのかなと感じています。まだまだ緩さの目立つ本馬ですが、この馬なりに良化してきて、ようやく肩回りなどに筋肉のスジがほんのり見えるようになってきました。ただ、やはり今のペースではしんどいのか、飼い葉食いにやや陰りが見られます。上手く休みを挟みながら進めていき、体力と筋肉をしっかりと付けていきたいですね。現状の調教メニューへの適応度などを鑑みますと、あまり慌てずに秋以降のデビューを目標にするのが良いのかなと考えています。とにかく未完成の部分が多いですが、その分今後の変化が楽しみになりますね。これはあくまでも個人的なイメージですが、適性は芝のやや長めの距離で、中団で折り合い末脚を活かして差し切るといった形で良さが出るのではないかと、勝手に妄想を膨らませています(笑)」馬体重452㎏
とのことです。
まだまだ体が幼いということなのでしょうか。夏~秋には本州へ移動という感じの想定でしょうか。