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ミンナノヒーローの近況とデビュー戦について~2020.01.16~

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ミンナノヒーローの近況とデビュー戦について~2020.01.16~

2019年末に、北海道より茨城県の松風馬事センターへ移動しました。

入厩直前ということで、美浦トレセンの近くへ移動した形になっています。

年明けからソエが少し出てきたそうで。。。

若駒によくある、ソエが少し出ているそうで、松風で足踏み状態となっていました。

白血球値が少し高いということで。。。

標準内ではあるとのことですが、白血球値が少し高く出たそうで、運動を少しだけ控えていたそうです。
逆にその影響からかソエの症状は改善されたそうです。
いよいよ入厩が近くなってきたようですが、新馬戦がある3月末までにデビューできるかどうかは少し微妙な情勢になりつつありますね。

新馬戦デビューできるかどうか

投資的な観点から見ると、当該馬に費やした費用全般を賞金で稼ぐことができるのかどうかにつきます。
デビューできなければ獲得賞金は0円です。
なので、第一の関門はデビューできるかどうか。
こちらについては8~9割以上デビューはできますから未出走引退はもはや事故だと思ってあきらめるしかありません。
次の関門は1勝です。

競馬の世界は、特にJRA所属馬は、1勝できるかできないかでその後は全く違うといってもいいです。
なので、血統解析プログラムも、未勝利馬も含む中央値や標準偏差を出すとともに、1勝以上した馬だけで絞ったデータも出します。
乖離のあるデータの場合実に3~5倍近くも期待値が違うのです。
そのくらい1勝できるかできないかというのは大きな関門です。
そんな中で、デビューが遅れる馬と、新馬戦からつかえた馬は何か違ってくるのかをざっくりと分析してみました。

新馬デビューできない遅れてしまった馬は出世もなかなか難しい=勝てない可能性も高い

これはあくまで統計データですから、この馬という意味で適用できるものではないですが、統計学的にはそうなってくるというものです。
やはり、デビューが3月末以降、要は3歳4月より先になる馬は総じて成績は良くない傾向があります。中にはジャガーメイルのように3月秋以降にデビューしてG1ホースになった馬もいますがやはりまれな例と言わざるを得ません。
新馬戦がまだ開催されているうちにデビューできるかどうかというのもその馬の将来を考えるうえでも重要なファクターといえます。
必然的に、1~3月生まれの馬より、5月生まれの馬のほうが、数か月とはいえ、成長がそれだけ遅れるわけですから自然と遅く生まれている馬ほどデビューは遅れがちです。
当、ミンナノヒーローは5月生まれなのでデビューが遅れがちにもかかわらずソエなどの足元の不安からさらに遅れがちというのが現状です。

新馬戦で勝てるか勝てないか

デビューについてはとやかく言っても始まらないので、無事デビューできることを祈るしかありません。
つぎに、デビュー戦が新馬戦であったと仮定して、その新馬戦で勝利できるかどうかというのはその馬の予後にどのくらいの影響があるのかを分析してみました。

デビュー勝利馬が最も重賞に近い

やはりデビュー戦で勝利する馬はデータ分析的にもはっきりと重賞戦線で活躍できる可能性が最も高い2着馬や2戦目で勝利した馬より2倍以上重賞を勝てるというデータが出ています。
そして、新馬戦の着順通り1着が最も成績が良く、以降も2着、3着、4着と、着順が深くなるにつれ、大きいところで活躍できないというはっきりした傾向が出ました。
なので、デビュー戦の成績は大変重要です。
もちろんゲートで出遅れて大敗であったり、何かしらのアクシデントで負けてしまう馬もいるでしょうが、ほとんどの場合は好順位ほど成績はいいので、いい成績を残してもらうことに越したことはないのです。
また、そのくらい顕著ですから、1~3戦目あたりの成績で8着以下を連続してしまうと、調教師も諦め、引退もしくは地方への転出誘導されてしまいます。
1000~2000万円クラスの馬なら、まずは入着(5着以内)を目指し、あわよくば3戦目以内程度で勝利を収められるかどうかが、投資回収目処の一つのラインになりそうです。

ミンナノヒーローはどうなのか?

まだデビュー戦のめども立っていない状態なので、いい悪いを語るには早いのですが、茨城に移動する直前に北海道の販路で追い切ったタイムがびっくりするような走破タイムだったそうで、調教の時計を見る限りでは期待がもてそうです。また、未勝利戦入着クラスの馬と併せて、馬なり先着という実績もあり、1勝目はクリアしてくれそうな気もしますが、足元の不安がここにきて改善されてきていないのが大変気になります。
どんなに早くて強い馬でもけがをしたら終わりですから、その点が心配です。ソエ程度だったので、年齢と経験を重ねていくうちに改善するだろうと思っていましたが、少し心配ですね。

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