サラブレッドクラブライオンよりオンヴァガニエの近況が報告されました。
愛知ステーブル小松分場で調整中。現在は角馬場、ウッドチップコース、坂路を併用して騎乗運動を行っています。 担当スタッフは「まだトモの送りが浅めながら、ウォーミングアップに時間を割けば、気にならない程度です。坂路に復帰し、ゆっくりしたペースにて1本、キャンターを開始しました。ブランクが長かったため、脚取りや息遣いは重めながら、リラックスした精神状態を保ち、体調面にも不安はありません。未勝利戦に間に合うかどうか、今が正念場と言えますが、焦りは禁物ですので、無事に次のステップへ移行できるよう、しばらくは根気強く体力アップに努めていきます」とコメントしていました。現在の馬体重は551kgです。
とのことです。
JRAの3歳馬の夏というのは勝ち上がることができなければ所属し続けること自身がかなり難しくなる時期です。
その上で、同じ個所を何度も怪我なのか捻挫なのか繰り返し発症しているこの馬については慌てて仕上げるのも怖いかなと思っています。
怪我の影響もあるのかもしれませんが、後肢がかなり立っていて、これだと坐骨にもろに力が伝わってしまうのではないかという気もしていて、また繰り返す危険性もありそうな気がします。
かりに、本当に素質がありそうであるのなら、無理にJRAでデビューするのではなく、もう少し時間をかけて地方からデビューするのもいいのではないかと思っています。