12/26(日)中山2R 2歳未勝利〔D1,800m・14頭〕8着[4人気]
ブリンカー着用。1歩目で遅れて後手に回り、道中は最後方からの競馬になります。終始追っつけ通しとなるも、直線では外からジワジワと差を詰めて、初めてのダート戦は8着に上がったところで終えています。
武井亮調教師
今回もパドックで馬っ気を出してしまうなど、相変わらずの幼さは感じましたが、パシュファイアーを装着していたことでデビュー戦よりも幾らかマシだったかなと思います。
ジョッキーとも話をして地下馬道ではパシュファイアーを外したものの、その後の返し馬ではラチに頼ってなかなか進んでいくことが出来なかったようですね。
しかし、
返し馬が終わってゲート裏での輪乗りでは前走よりも落ち着いていました。スタートするまではこの馬なりに我慢できたと思いますよ
と明良(菅原明良騎手)が話していたように、この馬なりに前進はあったかなと思います。
そうは言っても道中の進み具合などを見ると、まだまだ成長してくれないといけませんし、明良も
ゲートを出てからは周りの馬を気にして鳴いて走っており、キックバックを嫌がるなど相変わらず気性的に幼い部分が出ていました
とのことですから、この馬の良さを活かすには去勢をして気持ちの面での改善が必要ではないかと考えています。
また、あれだけ追っつけながらも最後は伸びており、ムチにも反応して加速してくれているようなので、持ち味である心臓の強さを活かすにはダートの長距離戦などを狙ってみても良いのかもしれないですね。
しかし、レース後に左トモの球節部分に疲れが出てきたのでレントゲン検査を行ったところ、左後肢第1趾骨の骨折が判明しました。獣医師によるとこのケースであれば保存療法で良いのではとのことで、全治6ヶ月の診断を受けています。
なお、一旦北海道・ノーザンファーム早来まで戻して休養させる方向で牧場サイドと話をしています