美浦トレセンに在厩。
レース後、左後肢の蹄冠部に熱感が認められたことから、処置を行いながら経過観察しています。
岩戸調教師は
レース後も異常はなく、火曜日の夜まではいつものレース後と変わりない様子だったんです。
しかし、昨日の朝に左トモを浮かすように立っており、すぐさま獣医師を呼んで診てもらったところ、蹄冠部に熱感があり、レントゲン検査を行ったところ、内部で膿が溜まっていることが判明しました。
外科的治療として排膿してもらい、抗生物質に加え、炎症や痛みを抑える薬も与え、徐々に落ち着いてきています。
膿と混じって砂も出てきたのですが、内側の爪に横2cmぐらいの亀裂ができていました。
レアな症状であり、獣医師の推察によると、レース中に交突(左右の脚の運びにより、一方の蹄鉄で反対側の脚の球節や蹄冠などに接触すること)し、その衝撃でごく微細な亀裂が生じ、そこから砂や菌が侵入して昨夜から今朝にかけて症状が進み、亀裂も一気に広がったのではないかという見解でした。
このまま快方へ向かう見込みですが、油断せず獣医師の許可が出てから放牧へ出したいと思います。
ご心配をおかけしてしまい、申し訳ございません
とコメントしていました。